函館の6月の気温を解説!おすすめの服装やイベント情報も紹介

2023年の函館の6月の平均気温は18.7度です。初夏らしい日も増える一方、最近は曇りや雨が続く“蝦夷梅雨”も多くなっています。旅行をするときは雨具があると安心ですね。

なお、6月は祝日もなく、全体的にイベントも少ない月です。ホテル料金も安いのでゆっくり観光を楽しみたい人はあえて6月を狙うのもおすすめです。

この記事では地元民のごっ子が函館の6月の気温の傾向やおすすめの服装、イベント情報を紹介します。

目次

6月の函館の気象情報

気象庁や国立天文台のデータから、2023年の6月の函館の気象情報を紹介します。

日平均気温18.7度
日最高気温(平均)23.0度
日最低気温(平均)15.0度
日最大降水量36.0mm
平均風速3.2m/s
日の出/日の入り(毎月1日頃)4時00分頃/19時00分頃

参照:気象庁「月ごとの値」

6月の函館の気温の傾向は?

初夏らしく過ごしやすい気温が続く半面、最近では“蝦夷梅雨”も目立つようになってきている6月。旅行時は急な天候の変化に注意が必要です。

函館の例年6月の平均気温は15~18度程度、最高気温は20度前後、最低気温は14度前後です。6月にもなれば最高気温が20度を超えることが多く、私の場合やっと半袖を準備する時期です。

気温だけみると“爽やかな初夏”を思い浮かべるものの、最近は蝦夷梅雨(えぞつゆ)と呼ばれる、本州の梅雨に似た天気が続くこともあります。なお、蝦夷梅雨は正式な気象用語ではありません。

以下に2023年の5月、6月の天候をまとめました。

年・月降水量合計平均湿度日照時間
2023年5月35.5mm74%217.3h
2023年6月154.5mm80%165.8h

6月は5月と比べ、雨が降りやすく曇っていてジメジメと蒸し暑い日が続くことも多くあります。私自身、気象庁のデータを確認するまでもなく、「最近の6月は梅雨に似た天気が続くな」と、感じていました。このため、函館旅行を計画しているなら、暑さ対策だけでなく雨対策もしておくのがおすすめです。

なお、6月の東京の平均気温は22.5度程度、湿度は80%程度です。湿度は似たようなものの気温が低い分、比較すると函館の方が過ごしやすいかもしれませんね。

6月の函館のおすすめの服装

ここからは、6月の函館観光でおすすめの服装を紹介します。なお、6月は寒がりか暑がりかにより半袖・長袖が分かれる時期です。微妙な場合はアウターで調節してください。

アウター:軽く羽織れるものはあった方がいい

初夏の雰囲気も漂う函館の6月ですが、天候や時間帯によってはまだ肌寒いです。例えば、曇りで霧雨が降っているときや、早朝や夜など。このため、サマーカーディガンや薄手のジャケット、長袖の上着は持ってきた方が無難です。

特に、函館山は平地よりも気温が1~2度は低く、夜間であればなおさら寒く感じます。夜景を見に行く人は何かしらアウターがあった方がいいですね。

トップス:七分丈や半袖でOK

6月前半であれば薄手の長袖や七分丈、後半なら半袖で過ごせる日も増えます。暑がりな人は、何かしらアウターをもっていくのであれば、全て半袖でも問題ないとは思います。

平均気温が20度に届かない日も多い6月。寒がりな人なら、全て薄手の長袖で統一してもOKです。

ボトムス:前半は春物、後半はパンツタイプの夏物でも

ボトムスは前半であれば春物のパンツタイプ(長ズボン)でいいでしょう。さすがに冬物を履くにはだいぶ暑い時期です。後半であれば春物または、パンツタイプの夏物でもいいと思います。ただし、半ズボンを履くには寒いので、夏物でも丈の長いものを選んでください。

女性であれば、スカートにタイツではなく、ストッキングで過ごせる時期です。スカート丈が中~ロングであれば素足でもよいでしょう。

靴:防水加工していると安心

靴はスニーカーでもパンプスでも、歩きやすいものならなんでも大丈夫です。6月は雨が降ることも多いので、防水加工しているものだとより安心かと思います。

雨の多い年であればスニーカーとレインシューズなど、2足持参しておくと「靴が水浸しで困った!」なんて事態も防げますね。サンダルにはまだ早いイメージ。

おすすめアイテム:晴雨兼用傘

必須ではないものの、あれば便利だろうと思うものは晴雨兼用傘です。6月は雨が降ることも多い反面、日差しの強い日は日中の気温が25度前後になることもあります。

なので、日差しも雨も防げる晴雨兼用傘があれば、急な天気の変化にも対応しやすいでしょう。外で長時間過ごす人におすすめです。

6月の函館のイベント情報

最後に、函館近郊で6月に開催しているイベントを紹介します。なお、大型イベントは月の下旬に集中しています。

実は6月は祝日がなくGWは終わったばかりのため、ホテル料金が比較的安い傾向です。のんびり函館観光を楽しみたい人は、あえてイベントの少ない6月初旬~中旬を狙ってもいいかもしれませんね。

五稜郭公園の藤棚・ツツジ

イベントではありませんが、例年5月下旬から6月の初め頃まで、五稜郭公園の藤棚が見頃を迎えます。園内には3カ所藤棚があり、中でも南側にある長さ30mの藤棚はトンネル状になっており、中を通れば藤の花のいい香りが楽しめます。

桜と比べると目立たない藤棚エリアですが、鬼滅の刃ブームのときはコスプレ姿で写真を取る人がいるなど、結構にぎわっていたようですよ。時期があえば園内のツツジも一緒に見られます。

どちらも例年5月下旬頃満開を迎えるため、6月だと散ってしまっている可能性もあるので、観光時は最新の情報を確認してください。

函館マラソン

函館マラソンは例年6月の最終日曜日に開催しています。ハーフマラソンは9時、フルマラソンは9時30分開始です。函館市内をぐるっと周れ、エイドでは五勝手屋羊羹(ハーフ・フル)やチーズオムレット(フル)など、ご当地らしいものも出ます。走りに自信のある人は観光を兼ねて参加してみてもいいかもしれません。なお、エントリーは例年2月下旬頃~4月中旬頃までです。

参考までに、以下に2024年の特設サイトを載せておきます。

2024年函館マラソン特設サイト

マラソンには参加しないけど見てみた人は街頭から応援も可能です。当日は大規模な交通規制が行われているため、レンタカーで旅行している人は注意してください。

JRA函館競馬

例年6月中旬から7月中旬の土日に、函館競馬場では中央競馬を開催しています。時間は9時から17時まで、1日12レースです。開催期間中は戦隊ショーやグルメイベントなど、さまざまな催しもやっているので家族でも十分に楽しめます。

入場は有料で当日入場券(100円)を購入するか、事前にネット予約をします。なお、当日は駐車場が満車になるので、旅行で来るときは公共交通機関を利用するか、近くのホテルに泊まるのがおすすめです。

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この記事を書いた人

現函館市在住のごっ子です。
このブログでは地元民のごっ子が宿泊して良かったホテルや、季節のイベントなど少し役立つ観光情報をご紹介します。

中学・高校と函館市で過ごし、社会人になってから地元に戻ってきて早10年。昔から観光のお客さんが多かったものの、最近では駅前や五稜郭エリアが新しく生まれ変わり、有名企業のホテルも続々建設されています。

「函館って飲食店のブログは多いものの、ホテル情報をまとめたブログって案外少ない。ホテルでのんびり過ごすのが好きだし、せつかくなら情報をまとめたら分かりやすいのでは?」と思ったのがこのブログを始めたきっかけです。不定期ですが、役立つ情報を更新していきたいと思います。

ごっことはホテイウオのこと。

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