2023年の函館の9月の気温は平均気温21.9度です。昔は「盆を過ぎれば夏が終わる」といわれた函館ですが、最近では9月に入っても最高気温が28度以上になることも多いです。日中は夏のように暑い反面、日が落ちると一気に気温が下がり寒暖差がすごいことに。ですので、旅行時は暑さ・寒さ、どちらにも対応できる服装を選んでください。
この記事では地元民のごっ子が函館の9月の気温の特徴や服装の注意点、イベント情報を紹介します。
9月の函館の気象情報
気象庁や国立天文台のデータを元に、2023年9月の函館の気象情報を紹介します。
日平均気温 | 21.9度 |
日最高気温(平均) | 26.0度 |
日最低気温(平均) | 18.1度 |
日最大降水量 | 40.0mm |
平均風速 | 2.8m/s |
日の出/日の入り(毎月1日頃) | 5時頃/18時頃 |
参照:気象庁「月ごとの値」
9月の函館の気温の傾向は?
「盆を過ぎると夏が終わる」といわれる函館ですが、ここ2~3年は9月に入っても夏のような暑さが続いています。一方で、夜は気温が一気に20度以下になることもあり、日中との寒暖差から体調を崩すことも。個人的には1年の中で最も服装選びに苦労する時期です。
函館の近年の9月の平均気温は20度程度、最高気温は25度前後、最低気温は16度前後です。暑さも寒さも、どちらの対策も万全にするのがおすすめです。
9月になると日中は夏のような暑さといいつつ、真夏ほど日差しはギラギラしていません。また、夜は寒いものの空気が澄んでいて夜景も綺麗に見えます。服装選びは大変ではあるものの、8月よりも観光はしやすいです。
なお、9月の東京の平均気温は24度です。最低気温は21度のため、函館に旅行に来ると日中と夜の寒暖差に驚くかもしれません。
9月の函館のおすすめの服装
ここからは、9月の函館観光でおすすめの服装を紹介します。9月は前半か後半か、日中かそれとも夕方に出歩くのかによっても、おすすめの服装が異なります。もし迷うようであれば、夏服と秋物のアウター、どちらも持参するとよいでしょう。
アウター:秋物の長袖アウターは必須!
9月は前半・後半にかかわらず、秋物の長袖アウターは持ってきた方がいいです。日中は暑くて着る出番はないものの、日が落ちると一気に気温が下がります。また、雨の日や曇りの日は、日中でも気温が20度台のこともあります。温度変化の予測が立てづらいので、上着で調整するのがおすすめです。
トップス:月前半は半袖~七分袖、後半は七分袖~長袖
トップスは、9月前半であれば半袖~七分袖で大丈夫です。最高気温は25~28度ほどあり、日中であれば長時間外を歩くと汗ばむくらいの暑さです。
後半は湿度も下がりカラっと暑い日が多いので、七分~長袖がおすすめです。最高気温は22度~25度程度なので、日中も風が吹くと涼しく感じることも多くなります。
ボトムス:前半は七分丈~ロング、後半はロング
ボトムスは、9月前半であれば七分丈やくるぶし丈、ロングでも大丈夫です。ただ、夕方以降に出歩くのであれば、七分丈だと暑がりの人でない限り少し寒いかもしれません。
9月後半であればロングで問題ないと思います。日中はくるぶし丈でもいいものの、日が落ちると気温が20度以下になる日も多いので、足首が出ていると冷えると思います。
女性は、ミニスカート以外であれば丈はなんでも大丈夫です。繰り返しになりますが、9月は夜の冷え対策に注意したいので、日中はミニスカートでもよいものの、夜は冷えると思います。月前半であれば、まだ厚手のタイツを履くには早い時期なので、靴下やストッキングがおすすめです。後半であれば、靴下やストッキングに加え、60デニール以下のタイツでもいいと思います。
靴:前半はスニーカー、後半は革靴でも
9月前半であればスニーカー、後半は気温も下がるのでスニーカーだけでなく、パンプスやローファーのような革靴でもいいですね。
「サンダルは?」と思う人もいるかもしれませんが、前半であれば気温的には問題ありません。ただ、夜になると冷えるのと、観光地は人が多く足を踏まれそうで危ないので、あまりおすすめはできません。
おすすめアイテム:紫外線対策グッズと乾燥対策グッズ
9月は8月よりも日照時間が短くなるとはいえ、まだまだ日差しがキツイです。なので、特に月の前半に旅行をする人は、紫外線対策グッズの持参をおすすめします。
また、9月に入ると一気に空気が乾燥します。乾燥注意報(空気の乾燥で火災が発生する危険が大きいときに出される)が発表されることもあるほどなので、保湿剤やのど飴、マスクなどがあるといいですね。
ホテルの乾燥に悩んでいる人は「【実体験あり】今すぐできるホテルの乾燥対策6選!喉を乾燥から守る方法と合わせて解説」もぜひご覧ください。
9月の函館のイベント情報
最後に函館の9月のイベントを紹介します。実は9月って、紅葉はまだだし、花火は終わっているし、観光に適したイベントがほとんどありません。なので、五稜郭や西部地区などの観光地を巡ったり、おいしいものを食べたりするのがいいかなと思います。
秋の函館西部地区バル街
函館西部地区バル街(秋)は、例年9月上旬の日曜日に函館山のふもとの西部地区で開催されます。開催時刻は12時~24時まで(店舗により異なります。)なお、同イベントは年2回、春と秋に開催されています。
簡単にいえば“はしご酒”ができるイベントです。参加者は事前に5枚一組のチケットを買って、参加店の中から好きなお店を選んで飲食を楽しみます。チケット1枚でピンチョス(おつまみ)+1ドリンクと交換でき、ドリンクはアルコールだけでなくジュースもあります。なので、お酒の飲めない人やお子さんでもOKです。
函館の洋食の老舗「五島軒本店」や、ソーセージでお馴染みの「レイモンハウス元町店」など、観光におすすめのお店も多数参加しています。(参加店はその年により異なります。)
また、ジャンルもイタリアン、和食、創作料理、ラーメン、そばなどさまざまあるので、選ぶだけでも楽しいです。開催時間中は協賛イベントとして、至る所でライブなども開催しています。
なお、参加にはチケットが必要で、金額は以下のように異なります。
当日チケット | 5,000円(5枚綴り) |
前売りチケット | 4,000円(5枚綴り) |
前売りチケットは取扱店での事前購入、またはネット予約が必要です。数量限定で8月1日から販売、または予約を開始するのでお早めに。
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